2015年 01月 04日
羊飼い |
今の季節はとくに想わされるかもしれないね…。
孤独は誰にでもある、どんなイキモノにもある(はず)。
都会にいても、無人島にいても、それはある。
ジブンが造り出す・タニンが造り出す、陰鬱感らしき疎外感らしき孤独感はいつでもそばにいる。
ひとりっきりで過ごしていても充実してる人、常に大勢に囲まれていても悩んでる人…
様々な気分や時々の軋轢で、出てきたり・引っ込んだり、膨らんだり・縮んだり。
初春から大入り満員であるパチンコ屋にいる人たちは、どうなんだろうな…
儲けたいから打ってるのか、楽しいから打ってるのか、それとも孤独だから打ってるのか、
大勢の人々の中、ひとり機械を相手に、大量の音と点滅の中、ひとり。
年末年始せっかく実家に帰省しても、毎年いつも親子喧嘩する、と語った知り合い…
それを ” 団欒コンプレックス ” と表していた。
そうなんだよね、気恥しかったりね、親子でも…
せっかく久々に会ってるにね、親子だから尚更そーなっちゃうかもね…
外では言えないことを言えるのが、家だしね…
やんなっちゃうよね、わかってるんだけどね…
そーゆー時も孤独を召喚してミカタにつけちゃうよね。
(価値観ってなんだ?ソモソモ同じ人なんているのか…)
ワタシの場合、” 孤独を楽しむ ” なんてゆー偉そなこと言える分際じゃないし、
でも、ちゃんと付き合ってる気はする。
死生観の如くショセン生きてる以上は付き合ってゆく存在だわな、孤独。
孤独から始まり、孤独で終える…
だから人が・物が・自然が・ミノマワリが、ありがたい、とってもありがたい。
孤独さんには失礼な言い方かもしれんが、
素直に甘受し、で、享受できればな、です、
孤独さん。
日々の孤独を誤魔化すくらいなら、広野を往く羊飼いでありたい。
ふるぼけた縁なし帽を被り、そまつなコートを身にまとい、やや背を丸め、杖を持つ
あの、ミレーの絵のような羊飼いでありたい。
そっか、
今年はヒツジ年か。
繋がったな。
観ておいてよかったな『羊飼い』を。
あの絵は、好い。
遠くからだけど、淡い輝きではあるけど、後ろからだけど、
ちゃんと射してくれてるからね、
光が。
PS.
お正月からナニを書いてんだろね(苦笑)、、、
by aikyotodokyo
| 2015-01-04 10:28