わが畑の『ど根性ガエル』 |
…いやぁ、ありがたい。
こんなに降るのはどんくらいぶりなんだろ。
ほんとはあと数百本くらいは採れたハズだったのだが、猛暑 & 雨無しの日々が続いてワガモノ顔でイキオイを増しちゃったアブラムシ(白)やコナジラミ(カメムシ系)に侵されちまってね…。
ムネンじゃ。
田んぼの中干しのため、6月30日~7月3日まで取水できんから、今回の雨にあやかっておいてやろうってサンダンっす。
畑の端で野性化し、毎年花を咲かせるニンジン。
さも今年のニンジンたちを見守るマモリガミがごとく、ニンジン畝の傍で デン!とソビエ・カマエ・サイテてます。
コデマリのようなカタチのニンジンの花ったら、バニラの香りがするんですの。
きょうの雨を喜んでるのはカエルたちもだろね。
アチコチで鳴き唄ってますわ。
いまげんざい、カエルにナリタテのカエル(1センチくらいかしら)がタックサンいます。
大人ガエルも子供ガエルもみな、ビニールハウスが好きなのはいいですが
コイツのようにサイドのクルクル窓付近にいると…気をつけてはいるんですがマレにアヤマッテ巻き込んでしまい、平面ガエルにしちゃうコトも…そう『ど根性ガエル』のピョン吉みたいに。ごめんね。
取水口によく、入りこんじゃったとゆーか落ち込んじゃったヤツもいて。
ま・ノンビリしてるってゆーか、ボケ~っと何日も居続けるのもいますわ。居ればカッテにムシなどのエサが落ちてくるしね。
でも、”井の中の蛙”じゃあいけません、外界を知ったほうがイイぞ…と、捕まえてはオンモに放してやります。
落ちてスグ脱出を図るヤツもいますな。
お!コーナーをうまく利用してナイス・クライミングである。
ヤルなぁ、根性ありますなぁ。
「よっこらせっと…」
「ふぅ。
…外はキビシイ世界だけど、やっぱシャバの空気は旨いや」
…って感じかしら。(笑)
てなワケで、コレを聴いてました。
ワタシが小さい頃の東京ムービーのアニメは原作を超えガチでしたな…『侍ジャイアンツ』しかり『元祖天才バカボン』しかりコノ『ど根性ガエル』も(ハグキを強調しての演出は東京ムービーが初だったのでは…)。でてくるキャラみんな魅力的だし江戸っ子下町フゼイよかったしアッチコッチの恋路もハラハラしたし美しきかな友情だったし。
ワタシの中で、”アニメに出てくる食べ物”のベスト3に入りますな、”宝ずし”の握りは。…梅さんに出前の用を頼まれたはいいものの、湧きあがる欲望に負け、配達途中の空き地は土管の中でダイシキュー喰いまくってたひろしとピョン吉…後先考えず「うめぇなぁピョン吉ぃ!」「うん!さすがは梅さんだねっ」と言いながらトリツカレタようにひとり&一匹が頬張ってたアノ握り…。
BGM(劇伴)もほとんど覚えてる…聴いてるだけで勝手に笑みが浮かんじゃう。オープニングもエンディングも今でも(TVサイズなら)バッチシ歌えちゃう…作詞は東京ムービー企画部。…もはやメーカーが囲うミュージシャンらのローテンション・コンテンツと化してるのが目立つ主題歌…話題ヅクリのためだけが多い映画のソレもそーだが、作品とシンクロしておらんと末代まで残らんぞ。
…え?それでいい、いま売れれば、だって?…キビシイでヤンス。アッシは古風なんでヤンスねぇ…。