だて藍波(あおば) |
名前の候補だが、
『だて正夢』
『お膳だて』
『だてじゃない』
の3案なんだと。
分かり易さでは「だて正夢」がまだイイほうだが、
「おぜんだて」という言葉の意味、コドモじゃないんだから知ってるハズだろうし、
「だてじゃない」ってのも、”NO” の方の ”じゃない” にも捉われるかもしれん。
誰が決めたか、”伊達シバリ”に不自由さ・不憫さを感じてならない。
まえにココでも書いたが、
青森がマンをジシテ発表した『青天の霹靂』という名前はインパクト大であったな…味も特Aだし、バクチに勝ちましたな。
とうとうホンゴシを入れた岩手は、
昨年 宮澤賢治にあやかったらしき『銀河のしずく』をリリース、その勢いのままに今年は『金色(こんじき)の風』という新・戦略米を発売するとのこと。”金色” は藤原三代・中尊寺にちなんで…だろうね。
伊達政宗といえば、『伊達者』だからしてねぇ…絢爛というか、シックというか…黒甲冑なんざダースベーダーのモチーフにもなったらしいからねぇ。
…しかし『伊達』ってのが、もうスデにデカくて強すぎるワードだからねぇ。
、、、
おせっかいだけど、
ワタシもすこし考えてみよかしら…(笑)
伊達… 三日月… 月… 雁… 米… 稲… 田… 平野… 川… 奥州… 奥羽…
…そーいや、宮城のブランド牛は『仙台牛』。
登米で育てようが・栗原で育てようが・南三陸で育てようが、『仙台牛』。
『松坂牛』や『米沢牛』みたいに "地域限定"感が無い ”仙台”ってぇのはどうかな…
たぶん "仙台" を使うと、どっちかとゆーと『都会』ってゆー印象があるから、ノビノビとした環境で育ったニオイがしない感じだし、そもそもストーリーが見えないってゆー根本的なね…
それこそ・これこそ 『伊達牛』 でイイんじゃないかしらん、『近江牛』みたいにボカして・ムード醸し出し優先でね。
牛タンの老舗に『伊達の牛たん』ってゆー商品があるから、ひらがなの『だて牛』とかでね。
あ…
脱線しましたな(笑)。
う~ん、
みちのく… 道の奥… むすび丸…(宮城の ゆるキャラ) 梵天丸…
ぼんてんまる?
秋田は『あきたこまち』、山形は『つや姫』… ”女性” ってゆーアプローチは…
伊達政宗でいえば、12歳かなんかで嫁いできた『愛姫(めごひめ)』なんてのはどーだ?
いやぁ、薄いなぁ、弱いなぁ、伝わらんなぁ…
杜の都… 杜かぁ… 『杜の舞(”米” にかけてます)』は?
む~ん、日本酒の銘柄みたいだなぁ…
仙台城… 青葉城… 青葉…
!!!!
ピッカ~~ン!
(豆電球がアタマの中で光ったサマ)
ワタシは田園風景ってものがお気に入りでね、
秋の、コウベをタレタ黄金色の稲穂も ステキなんだけど、
夏の、サワヤカな風にあおられ・なびき、海原の波のように揺れてる 藍色(アオイロ)の稲穂が 大々ダイスキなんだよねぇ…
俳句で夏の季語にもなってる『青田』がさ。
こ、こ、
これでござる!
” あおば ” を、" 碧い波 " と書きまして、
『だて藍波』(藍波には、ひらがなで「あおば」小さいルビをね)
とは いかがでございましょうや!?
殿っ! 殿~~~!?
はへっ?
コンセプトにソグワナイと申されるのでございますか?
もっとくだけて・オダッタ(ふざけた)ような・カルイ雰囲気のを、ご所望と…?
拙者のは…なにやらカタく・マジメであって…で ありますか。
ソレガシ、それこそが『伊達者』の美学・粋であると思うシダイで…
はぅぅ、
先に決まっておった意図には合わぬ と仰せられますか…
む、む、
ヒラにご容赦を。
(笑)