2014年 10月 25日
彼方 |
ワタシがちいさい頃過ごしたおばあさんち。 いまは空き家。
覚えてる想い出、忘れた想い出…いろいろあったし、ささやかだろうけど、これからもあるであろう。
敷地の裏手にある、長屋というか物置というか…ワタシが産まれるゼンゼン前からある家屋が昨日と今日をかけて解体されることとあいなった。 きっかけは、ま・例の震災であり、横を支えてた柱のアンバイがわるくなってね。
なかにあるいろんなもの、そして母屋にもあるさまざまなものも、ハイキである。
明治・大正・昭和のイヒンが混在してる。 ちいさいころ立ち入った記憶はほとんどない。 こっちに帰ってきてから少し整理して農具とかを置いてた。
覚えてる想い出、忘れた想い出…いろいろあったし、ささやかだろうけど、これからもあるであろう。
敷地の裏手にある、長屋というか物置というか…ワタシが産まれるゼンゼン前からある家屋が昨日と今日をかけて解体されることとあいなった。 きっかけは、ま・例の震災であり、横を支えてた柱のアンバイがわるくなってね。
なかにあるいろんなもの、そして母屋にもあるさまざまなものも、ハイキである。
明治・大正・昭和のイヒンが混在してる。 ちいさいころ立ち入った記憶はほとんどない。 こっちに帰ってきてから少し整理して農具とかを置いてた。
ジブンの、イトコの、そして先祖の、想い出の品々にイチイチひたってると、まったく先に進まんであろう…こーやって撮る写真もそう、きりがない。
思い入れの無い解体業者がテキパキとイサギよくすすめてくのを、タダタダ見てた。
きけば、おふくろのちいさいころは、右からおじいさんの車の車庫、真ん中は味噌や漬け物や食料品の倉庫、そして左(写真のこの部屋)は、「キッツ」とよばれるおじいさんの大切なものの保管部屋だったらしい。 コドモの時分わるさをするとよくこの部屋に閉じ込められ、真っ暗な中、大声で泣きわめいてた…と、おふくろ。
やがて、どうせ、いずれ、淡い記憶なんぞ忘却の彼方へと消えさってゆくのだ。
、、、なんて書いたが、あさましい・みれんがましいワタシである。 瞬間に目が合ったこれらだけ、救った。
小麦色に変色したウルトラマンと、勇者ライディーンと、階段をリズミカルに降りてくバネのオモチャ(名前わすれた)と、かざしてクルクル回すと風の音色がするヤツ(続・名前わすれた)を。
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by aikyotodokyo
| 2014-10-25 17:29